島原半島散策

島原半島散策

世界文化遺産「原城跡」

世界文化遺産「原城跡」
原城は、戦国時代に領主・有馬貴純によって築かれ、1637(寛永14)年に勃発した島原・天草一揆の舞台となった城です。
城は海岸に突き出した丘に築かれ、本丸、二ノ丸、三ノ丸、天草丸、鳩山出丸などがあり、周囲は約4km、東は有明海、西と北は一部をのぞいて低湿地に囲まれています。
本丸は石垣で囲まれ出入口は桝形となり、織田信長や豊臣秀吉の時代に完成された石積み技術が用いられ、高い石垣、建物に瓦を使用されていました。一方、二ノ丸、三ノ丸は自然の地形を活かした土づくりで造られていました。
現在では、 城が建っていた面影もありませんが、原城本丸跡には南島原市出身の彫刻家・北村西望による祈りをささげる天草四郎像や、西有家町の民家の石垣に埋もれていた天草四郎の墓石があります。
海を挟んだ反対側の天草を望むことが出来、別名「日暮城」とも呼ばれる原城は、夕暮れが綺麗な観光スポットとしても人気です。
1938年5月30日、国の史跡文化財に指定。
2018年7月、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に登録。

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雲仙岳災害記念館

雲仙岳災害記念館
平成の雲仙岳噴火で何が起こりどのような被害があったのか、貴重な資料と体感できる展示で伝えます。また、いかにして島原の街が復興したのか、火山との共生が学べる学習拠点です。
■開館時間
 午前9時~午後6時
■入館料
大人:1,050円|中学生:740円|小学生:530円

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島原城

島原城
安土・桃山様式の壮麗な面影を残す島原城
築城以来250年にわたる島原藩の歴史遺産やキリシタン史料及び郷土が誇る芸術家、北村西望氏の作品。
また、約198年振りに噴火活動を開始し、尊い生命や甚大な被害をもたらした「平成3年雲仙普賢岳噴火災害」 の資料など過去から現在までの島原を知ることができます。
■入館料 : (税込価格)
■大人550円 / 小・中・高校生280円
■開城日時 : 年中無休
■開城時間 : 9:00 ~ 17:30

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有馬キリシタン遺産記念館

有馬キリシタン遺産記念館
『島原・天草一揆』終焉の地である原城跡。そこには、キリシタン文化の繁栄と衰退の歴史がありました。
有馬キリシタン遺産記念館は、2018年7月世界文化遺産に登録された『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成資産である 『原城跡』や、有馬のお殿様の居城である『日野江城跡』について、分かりやすくご案内する施設です。
■入館料 : 一般:350円|高校生:200円|小・中学生:150円
■定休日 : 木曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
■開城時間 : 9:00 ~ 18:00

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口之津歴史民俗資料館

口之津歴史民俗資料館
口之津港は大型船が入港するに適度な深さがあり、風を防ぐ地形から天然の良港です。
そのため、古くから船の潮待ち、風待ちの港として利用されました。
口之津港は歴史上三度の日本一ともいえる賑わいを呈しました。
最初は、16世紀後半に南蛮船の来航。次に、明治になって三井三池石炭の海外輸出中継港。
さらに、日本一の船員輩出の町として発展しました。
本資料館では、口之津の今昔を伝えるための資料を豊富に展示しています。
※2020年3月20日に口之津港ターミナルビルの新設に伴い、本資料館は口之津港ターミナルビル内に移転しました。
旧資料館は、「口之津歴史民俗資料館分館」として、一部資料を展示しています。
■開館時間
 午前9時~午後5時
■入館料
大人:200円|高校生:150円|小中学生:100円

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南島原イルカウォッチング

南島原「イルカウォッチング」
島原半島と天草の間の海域に生息する200頭の野生のイルカを船上から鑑賞するクルーズがあります。
季節を問わず一年を通して高確率でイルカに会うことができるのです!
爽快な船の上からイルカウォッチングしてみませんか?
■料金:大人(中学生以上):3,000円(税込)/小人(小学生):2,000円(税込)
    幼児(4歳以上):1,000円(税込)/シニア(65歳以上):2,500円(税込)/3歳以下無料
■所要時間:1時間~1時間20分
■予約制:https://www.iruka-watching.com/

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島原「武家屋敷」

島原「武家屋敷」
17世紀初頭に松倉重政が島原城を築城した時、外郭の西に接するこの一帯に下級武士の屋敷街が造られました。
この時に飲料水などの生活用水として、ここから2キロほど離れた杉谷村の水ノ権現(熊野神社)から水路を引き、湧水を流し続けていました。
以来400年近く武家屋敷と水路が当時の姿のまま残っています。藩政時代にはチフスや赤痢、コレラの悪疫が流行したため、藩では特に川による伝染に留意し、川奉行という名の看視人をおいて厳しく管理していました。
現代になっても地域住民が水路を大切に扱い、このように綺麗に保存されています。今では島原を代表する水の名所として、毎日たくさんの観光客が訪れます。

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国見「旧鍋島邸」

国見「旧鍋島邸」
佐賀藩神代領「鍋島氏」の陣屋跡を中心とした神代小路地区は、まるで時が止まったかのような美しい街並みが残されています。br> 正面には慶応元年に完成した長屋門と30mの石塀が堂々と立ち、周囲には清らかな水の流れる水路やよく手入れされた生垣、趣のある家々などが散在しており、今も江戸情緒を味わうことができます。
平成18年度に都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」も受賞しました。
庭園にはヒカンザクラの大木があるため、2月頃の開花時期には沢山の方で賑わいます。
また春には、ツツジと季節の花々が庭を華やかに彩ります。br> 外観のみの見学となっておりましたが、平成26年2月22日より内部の見学も出来るようになりました。
旧鍋島家住宅は、長屋門や蔵など、敷地内の建物のほぼすべてが国指定重要文化財です。
■料金:大人 300円|小中高校生 200円|※障害者手帳をお持ちの方や団体(15名以上)は、割引あり。
■休日:毎週月曜日
■営業時間:10:00~17:00(但し、入場は16:30まで)

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瑞穂「岩戸神社」

瑞穂「岩戸神社」
神社の境内には、樹齢300年以上もある檜(ひのき)や杉、苔むした岩など、美しい風景が広がり、高さ約35メートルの巨大な岩石が突出した洞穴に岩戸神社の本殿があります。
また、本殿の西側には岩間から雫が落ちる滝つぼがあり、雲仙を流れる清流として知られる西郷川の基点となっています。岩戸神社は、古くから「岩戸さん」の愛称で地元の人々に親しまれていて、岩永姫命、水の神、山の神、作物の神がご祭神となっています。
いつ信仰が始まったのかはわかっていませんが、古事記にある「石の女神」とも称される岩永姫を思い起こさせるような岩の洞穴にある本殿など、自然や歴史を感じる場所でもあります。

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